2013年6月20日木曜日

スウェーデンおすすめお土産 2013/その2

こんにちは、mayukoです。

前回のKOKEMOMO Topicsに引き続き、わたしのスウェーデンおすすめお土産を紹介したいと思います。

まずは食品の続きから。
スウェーデンといえばチーズ。チーズも様々な種類があり、わたしも未だに食べたことがない物もいっぱい。そして、チーズひとつひとつが大きい!スウェーデンではこれをチーズスライサーでスライスしてパンやクネッケブロードにのせて食べるのですが、これを持って帰るのは大変なので、お土産にちょっと買いたい時はスライスチーズが便利です。スウェーデンのチーズといえば、Västerbottenostが有名ですが、これのスライスチーズは見たことがありません。わたしが好きなのはコクがあるGrevéHerrgårdost。どちらもエメンタールに似た感じだそうです。
チーズを買う時の注意点はなんといっても保管温度!その点からいうとチーズは夏の旅行でのおみやげにはおすすめしません。冬場でもスウェーデンから他の国に移動する場合や日本国内での移動時間が長い時などは止めておいた方が安全です。どうしても買いたい時は保冷バッグを準備するなどの対策を(『おすすめお土産』と言いつついきなりネガティブ情報ですみません)。


缶詰コーナーもソーセージの缶詰やスープの缶詰など色々あるのですが、おいしさと缶のコンパクトさからこの鯖のトマトソース煮をおすすめします。これをバターを塗ったパンにのせてチーズをのせてオーブンでトーストして食べるとおいしいです。

インスタントのカップスープもスウェーデンならではのラインナップ。わたしのお気に入りはエビのRäksoppa(レークソッパ)やサーモン×ほうれん草のLax med spenat(ラックス・メェド・スペナァト)。Blåbär & Hallon(ブローバー&ハーロン/ブルーベリー&ラズベリー)やFrukt(フルクト/フルーツ)もスウェーデンならではの味です。

このスープと同じメーカーから出ているのが粉末タイプのインスタントソース。スウェーデン料理ではないけれど、ステーキソースやフライドポテトのディップとしてスウェーデン人が大好きなBearnaisesås(ベアネーゼソース)、スウェーデンの家庭料理ミートボールに添えるGräddsås(グレッドソース)などがあります。

ドライフルーツもスウェーデンらしいお土産です。特にラズベリー(Hallon/ハーロン)、ブルーベリー(Blåbär/ブローバー)、イチゴ(Jordgubb/ヨードグッブ)などのベリー系がおすすめ。スウェーデンのベリーと言えばクラウドベリー(Hjortron/ヨートロン)が有名ですが、クラウドベリーのドライフルーツは見たことがありません。クラウドベリージャムはよくあるのですが、他のジャムに比べ高価です。
(写真左のドライラズベリーはスーパーではなくSaltå Kvarnのお店の物で7月は夏休みで閉まっています。)

スウェーデンの食卓でよく見かけるのが塩。スウェーデンの食事は塩辛いです。ただでさえ塩辛いのにそれに加えて塩をかけます。その時に好まれるのがFlingsalt(フリングサルト)と呼ばれる塩の結晶。これを指でつまみすり潰しながらかけます。スーパーにはハーブやキノコ、ガーリックなどのフレーバーがついた塩もたくさんあります。小さな4パックセットになった物はお土産にもぴったり。


続いては日用品などをご紹介します。

まずは歯磨き粉。スーパーはコルゲートなどスウェーデンメーカーではない物が大多数です。その中でスウェーデンのキャラクター、クマのバムセ(Bamse)の子ども用歯磨き粉はおすすめです。その他にも薬局のアポテーケット(Apoteket)ではオリジナルの歯磨き粉があり、旅行用の小さな物もあります。

上記のバムセのように子ども用の日用品などはキャラクター物もあってかわいいです。
バムセのボディソープやシャンプー。

絵本のキャラクター、おばけのラーバンのお風呂グッズも。

スウェーデン語ではSchampo(シャンプー)、Balsam(リンス)、Dush(ボディソープ)、Badskum(バスバブル)です。Schampo&Dushと書かれた物は髪の毛も体も洗えます(使ったことがないので使用感は分かりませんが)。

トイレットペーパーからキッチンペーパーまで、スウェーデンの家庭用ペーパー界のアイドル、子羊のランビ(Lambi)ちゃんのポケットティッシュ。かなり厚手で使い勝手が良いです。

スウェーデングッズとして知られるスポンジワイプ。お土産物屋さんなどにあるかわいいデザインの物はスウェーデンでも高いのですが、スーパーなら安いです。もちろん、デザインもそれなりの物だったり、無地の物だったりしますが、使いやすさは変わりません。むしろ、かわいいと汚すのがもったいないですが、スーパーの物なら心置きなく使えます。

キッチンタオルもスーパー、雑貨屋、デパートのキッチン用品売り場に色々な種類があります。

ピクニックやパーティーで活躍するペーパーナプキン、紙皿、紙コップなどもよりどりみどり。

スーパーには雑誌コーナーもあります。料理雑誌やインテリア雑誌などは見ているだけでも楽しいです。スウェーデン王室の最新情報も雑誌でチェック出来ます。

最後にちょっと趣向を変えて、ファッション系。今年3月にオープンしたH&Mの新ブランド、& Other Stories。H&Mは日本でもどんどん店舗が増えていますが、このブランドはまだ日本未上陸な上に、コスメなども多くてお土産にはぴったり。アクセサリーなどもお手頃価格が揃っています。


最後に注意点ですが、売り出し品でもないのにスーパーで他のメーカーの物より極端に安い物などは、やはりそれなりの品質なので購入はおすすめしません。そのようなメーカーの物はパッケージもいかにもな感じですのでなんとなく見分けることが出来ると思います。
賞味期限、消費期限はBäst Föreと言い、日/月/年の順で記載されています。
マグネットや絵ハガキ、置物などの定番のお土産探しはガムラ・スタン(Gamla Stan)が一番です。日本のガイドブックではドロットニングガータン(Drottninggatan)がショッピングストリートでお土産物屋さんも多い、というふうに書かれていますが、Hötorgetから北にのびる道は以前に紹介したドイツベーカリーなどのカフェやアスプルンドが手がけた映画館があり、Hötorgetから地下鉄T-Centralen駅、デパートのÅhlénsまでの道はH&MやZARAなど普段の買い物には使いますが特に目立っておすすめするお店はありません。Åhlénsからガムラ・スタンに続く道はチェーン店のカフェやツーリスト狙いの全くおしゃれじゃないお店がほとんどで、なぜガイドブックでそのように書かれているのか本当に謎です。(ストックホルムにはもっと素敵な通りがあるのに、ドロットニングガータンががストックホルムで一番のショッピングストリートと思われる方が恥ずかしい!)


わたしはあまり海外旅行に行ったことがないのですが、お土産の買い物に追われて自分の買い物ができなかったり、逆に後回しにして、最後に大変な思いをしたり…。この夏、スウェーデンに旅行に来られる方には、お土産ショッピングで貴重な時間を無駄にして欲しくないと思い、おすすめお土産を書いてみましたが、少しはお役に立てたでしょうか?どうぞ、お土産探しよりも、観光や素敵なカフェでのフィーカ、自分のお買い物をじっくりと楽しんでください。


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スウェーデンおすすめお土産2013/その1(2013.06.17)